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| '14.11 渋谷 |
目黒区の碑文谷をめざした。今回の散歩は、以前の目黒の散歩→目黒で、最後に、「次の機会には、サレジオ教会などさらに西方に足を伸ばしたいと思います。」
と書いていることを実行したものだ。その散歩が2002年だから12年の隔たりがある。
井の頭線で渋谷に行き、東急東横線に乗り換えて学芸大学駅をめざした。ところが、渋谷駅での井の頭線から東横線までが、どれだけ歩かせるんだというくらい長い。東横線は昔は東口の2階から発車していた。
東京メトロ副都心線とつながって駅が地下深くなった。そこが地上でどのあたりかもわからない。
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| '14.11 鷹番 |
学芸大学駅で降りる。街はもうクリスマスのディスプレーがしてある。
大学が出来る前は碑文谷駅だったという。ここは目黒区内だが、駅名の学芸大学は世田谷区の下馬にあった。今は大学は小金井に移転している。今あるのは学芸大学付属高校である。
このあたりの地名を鷹番という。徳川将軍の鷹狩りにちなむという。
西口に出る。人通りが多い活気のある商店街である。
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| '14.11 碑文谷 |
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碑文谷公園に入る。碑文谷池がある。池の中に厳島神社がある。目黒区教育委員会の説明板に池と厳島神社のことが書いてある。碑文谷池は立会川の水源だそうである。
昔は土地の字名をとって”三谷の池”と呼ばれていたそうである。江戸時代には野鴨が多く将軍の鷹狩り場であったそうである。
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| '14.11 碑文谷 |
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天気が良く、公園内には地元の人々が集っている。よちよち歩きの子を連れた親や祖父母や。歩いていた何人組かの年配の男性が「昔ここで三角ベースをやった」という会話をしていた。
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| '14.11 碑文谷 |
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碑文谷公園を出て環七方面に歩く。環七が通っているあたりを柿の木坂という。柿木坂陸橋あたりで大勢の女学生と親とが歩いているのに遭遇した。近くの女子高で行事でもあったか。
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| '14.11 碑文谷 |
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柿の木坂からさらに南下し平町１の信号から碑さくら通りという道に入る。桜並木になっている。桜の咲く時期にはきれいだろう。
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| '14.11 碑文谷 |
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すずめのお宿緑地公園に入る。
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| '14.11 碑文谷 |
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このあたりは、昭和のはじめまで目黒でも有数の竹林であったらしい。竹林には無数のすずめが住み着いたそうである。園内に古民家が残されているが、このときは残念ながら工事中で入れなかった。
上空でけたたましい鳥のさえずりが聞こえた。ホトトギスか？母親と縄跳びの練習に来ていた子がくじけて泣いていた。そんな家族の営みはほほ笑ましい。
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| '14.11 碑文谷 |
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つづいて、碑文谷八幡宮に入った。広い境内の神社である。初詣などでは賑わうのだろうか。
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| '14.11 碑文谷 |
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ここから東にのびる参道は立会川を暗渠にした立会川緑道につながっている。
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| '14.11 碑文谷 |
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ここから、次の目的地サレジオ教会に向かう。
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| '14.11 碑文谷 |
サレジオ教会は正確にはカトリック碑文谷教会という。1985年6月24日に神田正輝と松田聖子がここで挙式をし一躍有名になった。「聖輝の結婚」と報道された。今の若者はそのことを知らない人のほうが多いだろう。今は静かなものだ。
1954年に建立されたそうだ。堂内に入ってみた。カトリックの教会によくあるイエスの生涯のステンドグラスが美しい。
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| '14.11 碑文谷 |
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外に出るとマリア像があった。カトリックの教会にはマリア像がある。
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| '14.11 碑文谷 |
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桜の木とサレジオ教会の塔。桜が咲く季節だときれいな絵になるだろう。
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| '14.11 碑文谷 |
サレジオ教会から学芸大学駅に行こうとして、北に行かなければいけないのを道を間違えて東に行ってしまった。引き返して北に向かう。
途中、朝日屋という蕎麦屋でせいろを食べる。石臼で挽いたそば粉を使った二八そばらしい。そばの食感はそば粉の割合だけでは決まらない。粉の挽き方やつなぎに何を使うかでも変わる。
ここのそばは見ての通り少し長めのそばだった。何も言わなくても蕎麦湯が出てくるそば屋は良い。蕎麦湯がとても濃厚で美味しかった。
その後、学芸大学駅方面に歩いて行くと通りに何軒かそば屋が有った。こういうとき、あっ、あそこで良かったかな、という未練がましい気持ちになる。
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| '14.11 鷹番 |
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学芸大学駅前に戻ってきた。東口に戻ってきた。
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